アクションラーニング
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≪「アクションラーニング」は、組織の現実課題を解決し、
従来型研修の壁を打破する、職場内実践と学習のプログラム≫
次のような経営の課題、人材育成の問題を 何とかしたいと思っていませんか?
● 新たな経営の方針や施策を打ち出して、実践させ、定着させて、成果をあげたい!
● 社員を厳しい外部環境や環境変化に対応して自ら仕掛ける人材に育てたい!
● 新人や若手人材が伸び悩み、技能継承が停滞している、それを打破したい!
● リーダーシップが不足して現場の実行力が低下している、何とかしたい!
● コミュニケーションの活性化によりチーム力を向上させて、仕事へのモチベーションをアップし、
メンタルヘルス等の様々な問題を解消したい!
● 従来の単発の研修では「研修は研修、職場は職場」となりがち。職場の成果に直結する
研修プログラムはできないものか?
● 現実の問題解決の実践を通して、成長を図るような研修プログラムはないだろうか?
「アクションラーニング」は、組織の現実の問題解決と人材育成を両立させる
○ 「アクションラーニング」は、ラーニング・イン・アクション(行動の中に学びがある)という考え方
○ 「アクションラーニング」の教材は、理論でも一般論でもなく、“現実問題”とその解決のための
“実践行動”と“プロセスのふり返り”からなる具体個別的かつ現実的な内容である。
○ 「アクションラーニング」では、目標・行動計画、実践、学習、省察、改善⇒次なる行動計画と
いうように、効果的なPDCAサイクルを回すことで、問題解決と学習の両方を進める。
○ 「アクションラーニング」は、問題解決と学習のサイクルをチームとして取り組み、チームワー
クが向上し、個人能力だけでなく、チーム・組織としての能力を高めることができる。
「アクションラーニング」とは
アクションラーニングは、チーム(5〜8名)で現実の問題を提起して、その解決策を立案・実施していく過程で、実践行動とそのリフレクション(ふり返り)を通じて、リーダーシップや個人・チーム・組織の学習する力を養成する問題解決とチーム学習の手法です。
アクションラーニングの6つの要素
アクションラーニング(マーコードモデル)は、次の6つの構成要素からなり、この6つの要素がグループ活動において満たされた時に大きな成果を上げる事ができます。
@現実の問題 *実際に起きている現実問題の解決に取組む
Aチーム(4〜8名のメンバー) *問題提示者や関係者他の少人数のグループで取組む
B質問とリフレクション *質問中心のコミュニケーションとふり返り(リフレクション)
C行動 *行動計画をつくって、実践行動を起こす
D学習へのコミットメント *実践行動をふり返り、気づきや学びを深める
Eアクションラーニングコーチ *問題解決だけではなく、学習成果をあげる責任を持つ人
AL I.問題解決実践マネジメント研修〔アクションラーニング〕
アクションラーニングを活用して、グループで現実的な課題に取組み本質的な問題を追究し、実際の行動とふり返りを通してその解決とチーム学習を促進する実戦マネジメント手法を習得する。
目的:1.管理者としてアクションラーニングを活用するために必要な、基本的な考え方と具体的な進め方を
理解・習得する
2.職場問題に対してメンバーを巻き込んで、その解決を促進させるリーダーシップを育成する。
3.問題意識の醸成とチーム学習により職場の問題解決能力を向上させるマネジメント力を習得。
「アクションラーニングによる問題解決実践研修」プログラム例:
(2日間・14時間、1日コースも可能です)
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内 容 |
手 法 |
1
日
目 |
1.アクションラーニングの基本的な考え方(理論と事例)
@アクションラーニングとは何か
A6つの構成要素と基本ルール
Bアクションラーニングコーチの役割
2.問題解決ミーティング実習(グループセッション)
@質問とリフレクションのスキル
A問題解決ミーティング実習、ふり返り(2〜3セッション) |
講義
グループ討議
グループセッション
ふり返り |
2
日
目 |
3.アクションラーニングの質問対話(問題解決)とリフレクション(学習)
@アクションラーニングでなぜ問題解決が進むのか
Aアクションラーニングコーチの質問とふり返りのスキル
B個人学習とチーム学習の促進
4.職場での実践・展開
@ミーティングセッションの活用
A対話場面での活用
B問題解決と個人の能力開発、チーム学習、組織開発の推進 |
講義
個人ワーク
グループ討議
講義
グループ討議
グループ実習
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AL II.アクションラーング実践コース〔アクションラーニング〕
経営者・経営幹部(役員)、起業家等を主な対象として、現実の経営・事業課題をアクションラーニング
によって解決し、同時に変革のリーダーへと成長を図る6ヶ月の実践的なプログラムです。
● 目的:参加者が自らの組織・事業における現実の課題に取り組み、継続的な実践活動で、参加メンバー
がその組織・事業において現実の成果をあげること。同時に、その実践プロセスを通して相互に
経営や事業の課題解決力の向上とサポートを図る事の2つを目的とする。
● 参加者:中小企業経営者・幹部、事業責任者、事業拠点長、起業家(事業創造人)、職場や社会を変える
リーダー、経営マインドを持つ人を参加対象者とする(原則として1 業種1 社とする)。
● 内容:毎月1回の会合(1日)全6回。アクションラーニングの基本や質問スキル、チームづくりを学び、
毎回全員のALセッションを行う。
● 参加費(9ヶ月間):180,000円(消費税別)
※6回の会合費とフォローアップのメーリングリスト、メールコーチング等を含みます。
*詳細ご案内は⇒
こちら
AL III.チームラーニング・リーダー育成コース〔アクションラーニング〕
幹部・管理者・リーダー、人事研修担当者等を主な対象として、アクションラーニングの理論と実践を通
し、社内ALセッションリーダーとしてのスキルと支援型リーダーシップを習得する実践的プログラムです。
● 目的:参加者が自らの組織・職場でALセッションを運営するスキルを習得すること、同時に、
その実践学習プロセスを通して職場・チームの能力を最大限に発揮させる支援型リーダーシップの
開発を図ることの2つを目的とします。
● 参加者:経営者・幹部、事業責任者、拠点長、管理者、人事研修担当者、組織や職場を変える変革
リーダー(原則として1業種1社)。※事前にALセッションを1回以上体験していること
● 内容 *5ヶ月間で4回の会合(1日)と社内で3回以上のALセッションの実践、レポート提出など
各企業内での実施するプログラムです。詳細はお問合せください。(
こちらへ)
AL IV.アクションラーニング職場展開〔アクションラーニング〕
職場メンバーでのミーティングを通して、現実の課題に取組み、本質的な問題を追究し、実際の行動とふり返りを通して問題解決とチーム学習を促進し、活性化された職場風土を醸成する。
◎職場でのアクションラーニング活用プログラムの具体事例
(1)プロジェクト活動での導入・展開の事例
「中規模事業所(技術サービス業○○支社50名)での半年プロジェクト活動での活用事例」
■目的:「全道一(社内No1)の顧客サービスを実践する支社となる」を中期目標に掲げ、そのための
支社内の具体的な問題解決と意識変革を促進する。
●実施プログラム:
展開ステップ/ALセッションは支社内の管理者7名のグループ。会合は毎月1回実施。
第1回会合ALセッション
問題@「個人情報管理の徹底」
問題A「机上の整理整頓の徹底」 |
第2回会合ALセッション
問題@Aの実践のふり返り
問題B「社内情報の共有化」 |
第3回会合ALセッション
問題C「顧客応対サービスの向上」
問題D「クレーム対応と処理」 |
◆効果・期待される成果:
活動を開始して約1年が過ぎて(2007年4月現在)、ALセッションは毎月2回継続している。管理者間の問題認識が共有化され、それに伴い部門間のコミュニケーションが活発になり、部門の壁が低くなり支社全体としての取組みが前進している。今後はさらに社員からの積極的な提案の増加が期待される。
(2)職場(部門)会議での活用事例
「食品製造販売業の営業部門会議での活用事例」
■目的:発言が一部の役員に限られ、意見がほとんどでない報告会的な会議から、参加者全員から
意見が出て問題解決ができる会議へ
●実施プログラム(2日間、参加者は社長、営業本部長以下営業部門管理者16名):
@1日目は、通常の会議(各支店、各部門横断プロジェクトチームの進捗状況報告)
A2日目は、2グループに分かれALセッションを2回実施〔テーマ:「営業目標達成への執着心の不足」
「新規開拓が粘り強く行われない」「商品開発部との連携の問題」「商品試作に無駄な時間が多い」〕、
その後、半年の目標管理の職場目標と計画設定を行う。
◆効果と成果:
これまで報告会で終わっていた営業会議が改善され、実際問題の共通認識とその解決のための行動
計画が職場で実践され始めた。他の社内会議でも問題解決のために「質問ミーテイング」の名称でAL
セッションが実施され、問題解決のスピードアップが図られている。
(3)幹部・管理者研修での活用事例
「営業部門の情報共有化のための研修(報連相研修)プログラムでの実施事例」
■目的:@営業部門のコミュニケーションの問題(トップの指示がそのまま伝達されるだけ、
現場の情報・要望が上に伝わっていない等)の解決を図る。
A上記の問題解決を「真・報連相」の考え方の理解を通して推進する。
●実施セッション:@集合研修の事前に、2回ALセッションを実施し、部門内の実際の課題を把握。
A研修の2日目の午前に、2グループに分かれ2つのテーマで実施して具体策作成
◆効果と今後の成果:
これまでの知識だけの研修と異なり、実際の問題を扱う事によって、研修で学んだことや
作成した目標を職場で実践する度合いがかなり高まった。
AL V.アクションラーニングコーチ養成講座〔アクションラーニング〕
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弊社代表、五十嵐仁は現在(2014年4月)、北海道内で唯一のNPO日本アクションラーニング協会認定のシニア・アクションラーニングコーチです。