「ウチの会社の会議は、2つある。一つは報告会ともう一つは講演会。会議の中で、何か突っ込んだ質問や意見が出ると『部長、その件は後ほどじっくりと・・・』、『○○さん、それについては専務がもう既に話していることなので・・・』と先送りし、その場を納めてしまう発言が事務局(主催者側)からあってお しまい。ほとんど議論はされない」
また、ある会社のベテランマネージャーはこう言っていました。
「ウチの会社では、会議やミーティングがほとんどない。以前は朝礼や終礼が各営業所であって、月一の会議もあった。今は、職場が正社員の他に契約社員、パート社員、派遣社員が多く、個別に指示命令や伝達がされて、仕事が進むだけ、集まって話し合いをしようにも『それは会社で決めて指示して下さい』とくる。」
別な会社の営業所長が教えてくれた話です。
「ウチの営業所は、若い人が多く、また技術者(設計やSEなど)が多く、職場の問 題について議論しようにも意見がでない。自分の担当業務やプロジェクトの担当範囲以外のことについては関わろうとしない。困っても相談に来ないで、問題が大きくなってから来るので手の打ちようもない。」
さあ、皆さんの会社や職場ではいかがでしょうか?(上記の3つの話は「問題のある会議の状況」にかなりスポットを当てたもの といえますが、どれも実際の話をもとにしています。)
まとめると、以下のような問題点となります。
(1)会議が一方的なコミュニケーションの場となり、参加者が相互に双方向の話し合いで、より良い相談や問題解決 を進めていく場になっていない。
(2)会議やミーティングという場自体がほとんどなくて、個別の指示による管理だけになっている。
(3)問題解決のために会議を設けても、参加者から提案や意見がなく、積極的な話し合いができていない。
(2)会議やミーティングという場自体がほとんどなくて、個別の指示による管理だけになっている。
(3)問題解決のために会議を設けても、参加者から提案や意見がなく、積極的な話し合いができていない。
会議変革研修では、会社で行われる会議の中でも「課題解決」を目的とした会議を中心にして、会議が活発な話し合いが行われる場になるための変革に取り組みます。