組織診断サーベイ

 
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組織診断サーベイの概要

組織診断サーベイは、測定・診断しようとする領域や対象によって異なりますが、まずは組織の現状を把握 分析して、組織の諸問題解決のスタートとして、また実際の解決のアプローチを検討したりします。また、そ の診断データそのものを組織開発や研修プログラムに活用するなどの展開も可能です。
経営診断的には、組織機構の変革や新事業への展開、人事制度の改革、などの前後でサーベイを行い、そ の変化(成果)を図り、次なる改革や事業展開につなげていくことにも活用できます。

弊社では、各クライアント企業のご要望やニーズに応えてカスタマイズ(オーダーメイド)での診断調査を行って活用している実績があります。それ以外の提携先も含めて以下に主な診断サーベイを紹介します。


T.ESサーベイ(従業員充実度診断)

目的:主に会社のES(従業員の「働く者」としての充実度、モチベーション)について、現状の問題点
    の因果関係や相互関係の構造を分析的にとらえることで、「管理者のマネジメント」の課題の明確化
    とその開発、「各種人事施策・制度」を検討・構築していく上での参考とすることを目的とする。

内容:(調査項目例)
構成(領域区分) 内容
1.「職場での仕事の進め方」 1.所属する職場の風土の認識についての質問項目(7問)、
満足度についての質問項目(2問)
2.「上司のマネジメント」 2.上司のマネジメント状況の認識についての質問項目(7問)、
満足度についての質問項目(1問)
3.「会社・経営リーダーシップ」 3.会社のビジョン、活動へのリーダーシップについての質問(7問)
4.「現状及び今後の仕事」 4-1現状の仕事の満足度についての質問項目(4問)
4-2今後のキャリア認識についての質問項目(4問)
5.「人事制度/評価・処遇」 5-1人事処遇制度の認識についての質問項目(5問)
5-2自分自身の処遇の満足度についての質問項目(3問)
6.「総合満足度」 6.総合的な満足度についての質問項目(2問)
*調査用紙は、質問項目への回答と自由記述コメントでの回答からなります。

診断報告:(集計分析と主な報告内容)
   (1)全体傾向:全社員の満足度及び不満度分析から読み取れる傾向・特徴
   〔全社員満足度・不満度レーダーチャート/全社全設問の5段階評価比率グラフ/区分
    別年度比較(*継続実施で2回目以降の場合)〕
   (2)各部門別傾向:部及び課別(集計の括りは、会社組織によって対応します)の集計報告
   (3)各領域区分・項目別の集計報告
   (4)自由記述コメントの分析報告
   (5)集計結果の統計分析(相関分析等)
   (6)ESサーベイの総合的な診断と今後へのご提案
   ※役員会など経営陣やご担当部署への報告会だけではなく、必要に応じて管理者へのフィ
   ードバック、全社員への報告会・報告書作成なども行います(一部オプション)。


 

U.組織活性化サーベイ(組織活性度・リーダーシップ診断)

目的:組織の中での行動を規定する構成員(社員)の個々の意識及びその行動に影響を及ぼす
    マネジメント行動(リ−ダ−シップ)・組織風土(活性度)等について各領域及びその機能から
    総合的に診断することを目的とする。
    ●マネジメント行動の部分は『管理者の360度サーベイ(多面評価)』として活用することもできます。
活用方法:
   @教育研修のニーズサーベイ及び人事施策立案などの経営の参考デ−タとして活用する
   A経年比較(継続実施)して、教育研修や人事施策実施の効果測定に活用する
   B経営幹部、管理者の研修デ−タとして活用する
   ■リーダーシップ開発研修〔360度サーベイF/B〕をご覧下さい。

内容:(調査項目例)
構成(領域区分) 内容
1.「社員のモラール」 社員個々人の現在の会社及び仕事についての評価・満足度の
測定《会社へのモラール》《仕事へのモラール》
2.「トップマネジメントについて」 会社の経営者層の行動や経営方針等についての認識
《信頼・開放性》《指針・理念性》
3.「職場風土の評価」 職場メンバ−の判断・行動に影響を及ぼす職場風土の測定
《目標・意欲性》《遂行・効率性》《協働・信頼性》
4.「マネジメント行動について」 職場管理者のマネジメント行動についてのメンバーの認識
《遂行性》《協働性》《成長性》《革新性》
5.「人事制度について」 人事処遇制度やその運用や実際の動きが社員にどう認識さ
れているか
6.「その他(追加項目)」 調査の個別ニーズに基づいて追加する調査項目

診断報告:(集計分析と主な報告内容)
(1) 組織活性化サーベイ総合報告書(全社・部門単位)
   @領域別プロフィール
   A項目別プロフィール
   B領域別マトリックス分析
   C総合診断コメント
(2) 組織活性化サーベイ職場別報告書(課・グループ単位)
   @領域別プロフィール
   A項目別プロフィール
※その他、必要に応じて相関分析他の統計分析も行います。


V.既成(提携先)のテスト・診断サーベイの活用

弊社で企画提案・実施・報告のカスタマイズ(オーダーメイド)での診断調査以外には、下記のテスト診断や
サーベイ診断も扱っております。

<1>組織診断ツール WPL 
現場の学び診断システム Management of WorkPlace Learning
目 的:職場における人材の成長を可視化し、改善するための組織診断システム
用 途:組織変革/人材育成/人事政策立案/早期離職防止
対象者:企業で働く20代〜30代半ばまでのビジネスパーソン

<2>ラーニングリーダー診断 DLL 
Diamond Inventory of Learning Leader
目 的:職場で新人・後輩を指導するリーダー社員や管理監督者のOJTスキルの診断と向上
用 途:新人指導者育成/OJTスキル向上/OJTワークショップ/リーダー自己開発
対象者:新人指導担当者、OJT担当者、管理監督者

 
<3>態度能力テスト(DPI)の全社員実施による、全社人材の総合把握分析
個人の適応能力(ビジネスパースンとして必要な態度能力)個人診断データの全社員実施によ
る全社・部門傾向分析、データ分析

目 的:全社員の態度能力の傾向分析と他の客観的な基準との相関分析などによる組織の人材力
の把握分析による人事施策、採用活動への活用
用 途:採用基準の作成/採用の効率化・精度アップ/人事評価基準の客観化/能力開発
対象者:全社員(主に一般社員)


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