マネジメント&リーダーシップ研修

 
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「マネジメント」と「リーダーシップ」

マネジメントは、「いい仕事の進め方」です。
また、組織におけるマネジメントとは「目的・目標を達成するために経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、等)を最大限に活用すること」といえます。そして、リーダーシップは、目指す方向性へ向けて、人やチーム、組織全体を向かわせる影響力であり、その方向へ向けた活動を推進するエンジンとなる働きです。その方向性とは、決められた目的だけではなく、今のあり方を変革する動きであり、目的を考えること迄を含みます。というより、状況に応じて新たな方向性(ビジョン、ゴール自体)を決めることまでがリーダーシップと考えます。

これからは、目指す方向を明確にし、その目標に向けて人と組織を向かわせる「リーダーシップ」と定められた目標を達成する「マネジメント」の2つが同時に必要となります。

M I.目標によるマネジメント研修〔MBO研修〕

企業ビジョン・経営方針・全社目標から職場と個人目標へ展開し、目標による自己管理で動機付けと組織の目標達成を図ります。
目標管理(MBO)を含めた新人事制度の導入時などに実施。
管理者・監督者対象


目 的:「経営環境が変化する中で我社のマネジメント(管理者の役割行動)がどう変わらなければ
       ならないかの共通認識を得る」⇒「新しいマネジメントのあり方をつくる」
     1.新しいマネジメントの考え方と人事制度としての「目標によるマネジメント(MBO)」の基本
       の理解と進め方の習得
     2.目標設定に必要なミーティングと個人面談のスキルの習得をはかる
     3.事業(仕事)の変革、新しい付加価値の創造、部下の能力最大発揮を目指す

 研修プログラム例(2日:12〜14時間)
内  容 手  法
【1日目】
1.経営の環境変化とマネジメント
 「今我々管理者が行っていること〜今後、我々管理者のなすべきこと」

2.新人事制度改革の方向性

3.目標による管理の基本的な考え方と進め方
  @職場使命を考える
  A職場目標設定から役割マトリックスの作成
  B役割マトリックスから個人目標設定の方法
  C目標達成支援行動〜OJTとコーチング
  D評価について

講義
グループ討議

講義

講義
個人ワーク
グループ討議
【2日目】
4.目標設定と進捗管理のためのコーチング
  @目標による管理と面談のスキル
  A部下育成のコーチング「教示・支援型コーチング」
  B課題解決のためのミーティング

5.職場展開
  @職場のマネジメント上の課題解決 
  A「今後、我々管理者に期待される役割行動」全員で話し合い
 

講義
ロールプレイング
事例研究
職場の具体事例

グループ間相互
 フィードバック
グループ討議

 

M II.職場変革マネジメント研修〔戦略行動マネジメント〕

マネジメントにおける戦略と戦術を明確にし、戦術行動の実行により主体的かつ創造的な組織・職場づくりと風土変革を実現します。幹部・管理者対象。


戦略行動マネジメント:
 『戦略を基準に未来を志向して職場と仕事を変革し、職場目標と自己目標を達成するように
 経営資源を最大限に活用し、意識的に行動を続けることが出来る』マネジメント

目的:1.社会・経済・経営環境の大きな変化の中で、管理者として必要な戦略的マネジメントの具体的な
      実践方法を考える。
    2.管理者として変革を推進できるリーダーを目指し、組織のビジョン・目的・方針を
      明確にするとともに自分自身のビジョン・目的を明確に意識し、イメージ化する。
    3.変革推進のリーダーとして、戦略達成のための行動指針・方法を修得し、実践する。

内容:1.「マネジメント」を考える
      @マネージャーの仕事を考える
      A「仕事」とは何か
      Bマネジメントと問題解決
    2.戦略マネジメント
      @戦略と戦術
      Aビジョンとミッション(使命)
      B目的と目標と手段
    3.目標によるマネジメント
      @目標がなぜ必要か
      A会社のビジョン・目標/職場使命/職場の問題解決
      B職場目標と個人目標
    4.情報によるマネジメント
      @3つの視点と報連相
      A情報共有化の3つの深度
      B真報連相のレベル表
    5.対話によるマネジメント
      @コミュニケーションの基本
      Aカウンセリングとコーチング

 

M III.リーダーシップ開発研修〔360度サーベイF/B〕

職場でのマネジメント行動の職場サーベイのフィードバック(F/B)により,自己の職場行動をふり返り、自己の課題に気づき、それに基づいて自己開発目標と行動計画を作成。部下を持つ管理者・リーダー対象


目 的:1.管理者としての基本的な考え方、態度・行動の基本を習得する。
     2.管理者としての自己の現状を把握し、職場で効果的なリーダーシップを開発する。

展開方法:
     第1ステップ(職場サーベイ)→第2ステップ(合宿研修)→第3ステップ(職場での実践・フォロー)
     ■組織活性化サーベイ(組織活性度・リーダーシップ)をご覧下さい。

内 容:1.事前学習(管理者の基礎テキスト)で管理の原理原則を学習する
       (研修で事例研究及び演習問題)
     2.職場サーベイをフィードバックし受講者一人一人のマネジメント行動の特徴・課題を認識する。
     3.職場を活性化させ、課題を達成するためのリーダーシップ開発計画を検討・作成する。

 

M IV.マネジメント力評価育成研修〔マネジメント・アセスメント〕

研修で様々な組織・職場課題演習に取り組み、個人能力・対人能力・課題解決能力等の各側面を評価し、課題を明確化する。昇格対象者研修や現任管理者の再評価と育成研修、任用用前研修として活用。


目的:1.管理者として求められる能力をマネジメント行動や場面設定した実習課題を通して
            その行動及び成果に基づき評価を行う。
    2.経営環境の変化に対応し管理者としての役割を再認識と自己の課題の明確化により、
            自らレベルアップを図る姿勢を養い必要不可欠な能力の開発を行う。
    3.管理者としての評価データと今後の育成課題を明確にした報告書を作成・提出する。

評価システムとツールについて:

評価システムとツールについて

(1)定量的評価による潜在的能力測定
  ○マネジメント適性テスト他の診断ツール
(2)研修での各種演習での行動評価、アウトプット評価
  @インバスケット他の演習課題(個人アウトプット、グループ討議・発表)
  Aミーティング(会議の進め方、現実の問題解決ミーティング)
  B個人面談(傾聴力、対話力)
(3)360度評価による職場の行動測定
  ○上司・同僚・部下による多面評価(評価項目はアセス評価ディメンションに連動)


 研修の展開:
1.事前準備と事前学習  (1)事前学習シート
                  (2)360度サーベイ
↓
2.合宿研修
  (1)1泊2日/1グループ6〜6名
  (2) 個人学習、演習、グループ討議、ロールプレイングなどの体験学習
  (3) マネジメントレベルアップ目標の設定
↓
3.セスメント報告書の作成
                  ↓                               ↓
4.経営・人事への報告会
↓
5.マネジメントレベルアップ目標・の実行・達成
 研修で作成したマネジメント
 目標達成のための職場実践
6.上司の指導育成・サポート